いじめられていたワタシから、いじめられているキミへ

もうすっかり昔話ですが、ワタシは小学4年生のときに転校した学校になじめず、それから小学校卒業までいじめられたことがあります。今にして思えば、いじめの内容は取るに足らないくらい些細なことでした。でも、一つ一つの「行為」は些細なものだとしても…

犬は友達、猫は恋人?

Figaro japon 2005年10月20日号の車内吊り広告を見ていると「犬は友達、猫は恋人。」という特集の見出しが目に入った。 http://www.hankyu-com.co.jp/FIGARO/えっ、逆じゃないの?「犬は恋人(というより「家族」の方がぴったりくるかな)、猫は友達」でしょ…

日航機墜落事故20年に寄せて

日航機が御巣鷹山に墜落して20年。先日来、テレビなどでいろいろな報道がなされている。特に目につくのが「相変わらず日航機のトラブルが多い。日航は何をやっているのか」という論調である。テレビではめったに取り上げられないが、あの事故以来、日航の社…

追求すべきは「責任」か、「原因」か

NHK教育テレビ ETV特集「ドアに潜む危険 〜畑村洋太郎の危険学入門〜」 http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2005/0430.html 「安全の死角をなくすために何ができるのか――」。失敗学の創始者である畑村洋太郎・工学院大学教授を中心に、ドアメーカーの技術者…

日本社会の閉塞感 努力しているのに結果が伴わない

JR宝塚線の脱線事故をきっかけに、運転士に対する運行時刻厳守のプレッシャーや、ミスに対する人格攻撃まがいの「指導」が話題になっている。TV東京「ガイアの夜明け」で、中小のトラック物流企業の現状が紹介されていた。運賃低迷、高速通行料を出してもら…

「経験しなきゃわからない」と「教育」

数十年生きてきた中で「経験しなきゃわからない」という言葉は実感を持って正しいと思える。一方で、「経験しなきゃわからないでは困る」こともたくさんある。ある戦争体験者が「戦争の愚かさを『経験しなければわからない』ではいけない。経験しなくとも理…

眞鍋さんありがとう

眞鍋かをりのここだけの話「釈明のみの記事ですが」を読ませていたきました。うまく言えませんが、どうしても伝えたいことがあったからトラックバックさせてもらいます。「本音で書いてくれてありがとう!」きっと多くの人が「自分もがんばろう」って勇気づ…

「自己主張」と「相手の立場に立つ」ということ

平均的な日本人とアメリカ人のコミュニケーションの姿勢において、日本では「自己主張は控えめに、相手の立場を慮ること」が美徳とされる一方、アメリカでは「自分の意見を相手にはっきりと伝えること、議論できること」が大切だと考えられている。日本人同…

私が科学とかエンジニアとかに興味を持ったのはいつだろう

NHK教育テレビ ETV特集「新"科楽"教育のススメ」 http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2005/0409.html 『楽しくなければ科学じゃない』『“科学”ではなく“科楽”』をキャッチフレーズに、数々のユニークな実験を通して子どもたちに科学の魅力を伝える米村でん…

「チャレンジすること」と「失敗しないこと」

シリコンバレーに本社を持つコンピュータ会社に籍を置いて15年。この会社は確かにハードウェアを売っている会社ではあるが、その中にいて感じるのは「この会社はソフトウェアを作っている会社だ」ということ。前に勤めていたのは典型的な日本の大企業。研…